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感染性胃腸炎に気をつけましょう

2月に入り、県内で感染性胃腸炎の集団発生が確認されました。
一人一人の感染予防の心がけが大切です。

感染性胃腸炎とは

感染性胃腸炎とは、様々なウイルスや細菌の感染によって引き起こされる感染症です。

病因物質として、ノロウイルス、ロタウイルス、サポウイルスなどが知られており、主な症状は下痢や嘔吐、発熱が伴う場合があります。

特に冬季に流行する傾向が見られます。

感染経路

ヒトからヒトへの感染(接触感染・飛沫感染)

 患者の吐ぶつやふん便を触った手や、手で触れたものを介して口に入り感染します。

 また、吐ぶつの飛沫から感染する場合があります。

食品等からの感染(経口感染)

 ウイルスで感染された食品や水を摂取した場合や感染されている二枚貝を生あるいは十分に加熱しないで食べた場合に感染します。

感染予防のポイント

①手洗い

・ふだんから、トイレの後、おむつ交換やトイレ介助の後、調理・配膳・食事の前には、必ず手を石けんで洗い(液体石けんが推奨されています)、流水で手をしっかりと流しましょう。

・手洗い後のタオルは共用せず、ペーパータオルを使用しましょう。

手洗いの方法

②吐ぶつ、ふん便の処理(ウイルスによる感染性胃腸炎)

・処理する人以外(子ども、高齢者等)が感染しないよう、処理が終わるまで、その場から遠ざけましょう。

・床等に飛び散った吐ぶつやふん便を処理するときには、使い捨てのガウン(エプロン)、マスク、手袋を着用し、汚物中のウイルスが飛び散らないように、ペーパータオル等で静かに拭き取り、拭き取った後は、次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)で消毒してください。

塩素消毒の詳しい方法

・おむつや拭き取りに使用したペーパータオル等はビニール袋に入れて密閉して廃棄してください。

・ノロウイルス等は乾燥すると空中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、吐ぶつやふん便は乾燥しないうちに速やかに処理し、処理した後は十分に喚起することが感染防止に重要です。

③食品の取扱い

・食品の中止温度85℃から90℃で90秒以上の加熱が有効とされています。

・特に加熱調理用の生の貝類は十分に加熱してください。

・下痢や嘔吐等の症状がある時は、調理や食品を直接取り扱う作業を避け、早めに医療機関を受診してください。

感染性胃腸炎にかかったら

・ウイルスを原因とする感染性胃腸炎については、特別な治療法がありません。治療は輸液などの対症療法に限られます。

・乳幼児や高齢者等の抵抗力の弱い方が感染すると重症になることがあるので、早めに医療機関を受診しましょう。

お問い合わせ先

高根沢町 保健センター
〒329-1225 栃木県塩谷郡高根沢町大字石末1825番地
TEL:028-675-4559 FAX:028-675-6999
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